社協だより「人として」9月号を発行しました。
社協だより「人として」9月号を発行しました。
8月はお盆や夏休みで先祖のお墓参りや里帰りで、親戚や家族が集まる時期ですが、今年の夏は、新型コロナウイルスにより、夏休みも短縮、県をまたぐ里帰りも自粛するように世間で言われていました。小学校の夏休みも思い出をつくる間もなくアッという間に過ぎていきました。
先日、東京でのPCR検査で陰性だった方が、墓参りのために県外へ帰郷した際、近所の方から「帰ってください」と記された手紙が自宅に貼られてあった件が報道されていました。先祖に手を合わせることすら許されない現状…コロナによって人の心も嫌な感染症に汚染されているように感じています。
県外の車を傷つけたりする事件やコロナ感染者へ向けてのコロナ差別なども耳にするようになりました。
自分が感染してしまったら…周りの人達にどうみられてしまうのか?感染予防や人との距離も大切ですが、コロナウイルスによって今まで繋がっていた人との繋がりが薄れているような気がします。感染症によって、心まで嫌なウイルスに汚染されないよう心掛けたいものです。 (宏)
9月19日(土)9:30~
【総合福祉センターからの挑戦状:おやこDEなぞときクエスト】
を開催します。
沢山のご参加お待ちしております!
イベント詳細はコチラから↓↓
※多数のお申込み誠にありがとうございました。募集定員に達したため受付を終了いたしました。
社協だより「人として」8月号を発行しました。
ある短期大学で「社会人としての自立とは?」をテーマに、お話させていただく機会をいただきました。
20歳くらいの学生たちに「自立とは何だと思いますか?」と尋ねたところ、「誰にも頼らずに1人で生活できること」といった回答が多数。
そこで、「それも大事だけど、それって、自立じゃなくて『孤立』にならん?」と尋ねると、学生たちは考え込んでいました。
その後、「誰かの助けを受け入れながら生きていくのが自然な姿なのだから、『助けて』と周りに言えることが自立だし、支え合いが育まれる社会が自立しやすい社会なんだよ」と、お話しました。
そして、「助けてもらう姿を子どもたちに見せてほしい」とお願いも。大人たちは意外と子どもたちに「弱さ」を見せていない。一方で、子どもたちは「困っている人を助けよう」という支える側の姿しか見ていない。
自身の弱さを認め、誰かの支えを受けいれる姿を見せることが、ひいては子どもたちを「自立できる人間」に育てていくことなのかもしれません。
各地で災害も多発しています。周りの助けを受け入れることが、生きていく上でとても大事だと思っています。(善)
地域自立支援協議会の内容を更新いたしました。
下記URLよりご確認できます。
福祉活動に永らく関わってこられたボランティア連絡協議会(以下ボラ連)の会員さんの突然の訃報が届きました。
この方、点訳グループむつみ会の開設当初から会に携わっていただき、点訳ボランティアの推進やボラ連の活動にも大いに貢献された方でした。
点訳ボランティアでは視覚障害者と共に歩んで来られ、ボランティアする側・される側の隔たり無く自然体で接する姿は、これからのボランティア活動に活かし続けなければならない在り方と感じています。
優しいお人柄と、物腰の柔らかい語り口は優しさであふれており、相手の気持ちに寄り添う謙虚な姿勢や、自分らしく真摯に歩まれた形跡は、亡くなられた後も大切に引き継いでいきたいと思っています。
ボランティアとは決して強制的なものではなく、相手に寄り添う形で自然に生き続けていくものと教えてくれた方でした。無理のないボランティアの「カタチ」を私も見出して行ければと思っています。
心よりご冥福を申し上げます(宏)