厚生労働省の調査によると昭和63年から平成23年の25年間で母子家庭が1.5倍、父子家庭は1.3倍に増えているというデータが示されています。
中には経済的な課題を抱える家庭も多く、ひとり親家庭で生活困窮に陥っている方が社協にも多数相談に訪れています。その背景には、子育てのために就労時間の制限がある、働きたいが子どもを預ける保育園が見つからないなどの理由が挙げられます。これらは、親や子どもの努力では解決できません。社会の仕組み自体の問題を捉え、改善へつなげる必要があります。そのために引き続き、ひとり親の課題に耳を傾け、親も子も安全で安心して生活できるよう取り組みを進めます。
・母子寡婦福祉会への支援・助成
・学習会の開催への協力
・各種イベントへの協力
・ひとり親家庭のための学習支援
・「くろーばー」(ひとり親の親と子のサロン)の活動支援
・「ひとり親家庭のための暮らし応援講座」の実施
・「中学・高校生以上の子どもを育てるシングルマザー&ファザーのつどい」の活動支援
・会報「くろーばーだより」発行への協力