福岡県筑後市の社会福祉法人 筑後市社会福祉協議会

ひとり親家庭の福祉

令和2年より長引く新型コロナウイルス感染症の影響や、ロシアによるウクライナ侵攻などによる物価上昇、円安など不安定な経済状況で、子育てと仕事を一人で担うひとり親世帯を取り巻く環境はいっそう厳しいものとなっています。
近年、ひとり親世帯の母の平均年間就労収入は増えてきていますが、それでも児童のいる世帯の平均年の49.2 %にとどまっています。8割が就労していても、その半数がパートタイム労働者・派遣などの非正規雇用が多く、ダブル・トリプルワークをしていても貧困に陥っている方も少なくありません。安定した収入を得るために就労し、ひとりで何役もこなさなければならならず、否応なしに子どもと過ごす時間を奪われてしまう・・・この現状が時間の貧困を招いています。
これらは、親や子どもの努力では解決できません。社会の仕組み自体の問題を捉え、改善へつなげる必要があります。そのために引き続き、ひとり親の課題に耳を傾け、親も子も安全で安心して生活できるように取り組みを勧めます。

母子寡婦福祉会への支援・助成
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・「くろーばー」(25歳以下の子どもがいるひとり親家庭のグループ)の活動支援
・会報「くろーばーだより」発行への協力
・「ひとり親家庭のための暮らし応援講座」の実施
■フードパントリーの実施
・ひとり親家庭を応援!フードパントリー(毎月1回実施)
・ひとり親家庭のためのグリーンフードパントリー(毎週月~金曜日実施)
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