社協だより「人として」3月号を発行しました。
社協だより「人として」3月号を発行しました。
社協だより「人として」2月号を発行しました。
障害当事者のAさんは、初対面の私にも、楽しそうに交際中の彼との話を聞かせてくれました。Aさんの彼も同じく障害当事者です。
障害のある人の恋愛や結婚には、望まない妊娠のリスクや、金銭管理や家事など、生活を維持することの困難さがあることも確かです。
しかし、Aさんは周囲の支援を受けながら、順調に交際を続けています。そして、彼の存在が生活や仕事のモチベーションにつながっているようでした。
障害があるから・・・。リスクが高いから・・・。そんな風に、先回りして予防しようとしたり、遠ざけようとしたり、そう考えてしまってないだろうかと、自分自身を振り返りました。
それは、可能性や生きがいを奪ってしまっているのかもしれない。周りの支援や理解があれば実現できることはたくさんあるのでは、と気づかされました。
「今は離れて暮らしているから寂しいときもある。結婚して一緒に暮らしたいです」と目標を語るAさん。やはり「恋の力」は大きいようです。 (拓)
第35回障害者問題セミナー
「みんな恋がしたい!!~障害がある人の恋愛や結婚を考える」
第34回ふれあいひろば
1月24日(水)~3月30日(金)の間、開所時間を13:00~15:00に変更いたします。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
該当日:1/24(水)、1/26(金)、1/31(水)、2/2(金)、2/7(水)、2/9(金)、2/14(水)、2/16(金)、2/21(水)、2/23(金)、2/28(水)、3/2(金)、3/7(水)、3/9(金)、3/14(水)、3/16(金)、3/23(金)、3/28(水)、3/30(金)
社協だより「人として」1月号を発行しました。
前号でも紹介した、不登校・ひきこもり家族会サルビアの会の視察研修(NPO法人スチューデントサポートフェイス/佐賀市)。私も研修に同行しました。研修後、冒頭の言葉を会員が口々に話していました。
そのことを私たち社協職員はどう受け止めればいいのか・・。
例えば、家族会の会員が、佐賀市に住んでいたとしたら――。
きめ細やかで多岐にわたる支援を受けることができる。ひきこもり本人に寄り添い、本人の願いに耳を傾ける人がいる。家族も安心して未来を考えることができる。
しかし、たまたま筑後市に住んでいるから、問題は解決できていない。
家族会や本人のためのフリースペースの運営などのわずかな支援では、全てを支え切れてはいないのが現実です。
だとすれば、それは紛れもなく、本人や家族の問題ではなく、支える側の問題ではないだろうか・・。
若者を支える仕組みがもっともっと必要。そんなことを感じています。(善)
社協だより「人として」12月号を発行しました。
「僕にもできるか心配だった。勇気を出して電話で相談してみた」
先日、とあるセミナーで知的障害のある男性が、自身のボランティア活動について話しました。
この方は、長年ボランティアグループに所属しています。活動の第一歩は、冒頭のような気持ちだったと言います。
しかし「行ってみると、みんなやさしく受け入れられた気持ちだった。ボランティアで人の役に立ててると感じると嬉しい」とのこと。
自分のペースで続ける中で、多くの出会いや、やりがいを得ることができたのだそうです。そして、いつしかボランティアグループが居場所の一つになっていたそうです。
一歩踏み出そうとする勇気。そして受け入れられ、必要とされていると実感できること。そんな大切なエッセンスのたくさん入ったお話だと感じました。
新たな活動の一歩は不安なもの。しかし、この男性のように、勇気を出して相談してみると、案外と良い方向に進むのかもしれません。(拓)