なお、引き続き寄付者名は毎月の広報紙でご紹介していきますのでご参照下さい。
福祉活動に永らく関わってこられたボランティア連絡協議会(以下ボラ連)の会員さんの突然の訃報が届きました。
この方、点訳グループむつみ会の開設当初から会に携わっていただき、点訳ボランティアの推進やボラ連の活動にも大いに貢献された方でした。
点訳ボランティアでは視覚障害者と共に歩んで来られ、ボランティアする側・される側の隔たり無く自然体で接する姿は、これからのボランティア活動に活かし続けなければならない在り方と感じています。
優しいお人柄と、物腰の柔らかい語り口は優しさであふれており、相手の気持ちに寄り添う謙虚な姿勢や、自分らしく真摯に歩まれた形跡は、亡くなられた後も大切に引き継いでいきたいと思っています。
ボランティアとは決して強制的なものではなく、相手に寄り添う形で自然に生き続けていくものと教えてくれた方でした。無理のないボランティアの「カタチ」を私も見出して行ければと思っています。
心よりご冥福を申し上げます(宏)
社協だより「人として」7月号を発行しました。
社協だより「人として」6月号を発行しました。
「3密」(密接・密集・密閉)を防ぐことで、コロナウイルスの感染者は減少に転じました。
一方で、高齢者にとっては、外出する機会が減り、筋力低下や認知機能の低下のリスクが高まっています。また、子育て世帯にとっては、子育てサロンの中止、学校の休業等による育児ストレスや、それに伴う虐待等のリスクが高まっています。
さらに、コロナウイルスの影響で、収入が激減し、日々の生活に困っている方も多くおられます。
そこで、「3密」を防ぎながらでも、できることとして、「3手」というものを考えてみました。
「手洗い」。今後も継続しましょう。
「手紙」。メールやSNS等での交流も良いですが、高齢で携帯電話が苦手という方もおられますし、何より手書きの文字に人のぬくもりがある。友人や知人と、つながり続けましょう。
「手助け」。感染しない・感染させない、ということに留意しつつも、困っている人がおられないか、アンテナだけは張っておきたい。そして、自身が苦しい状況に直面したら、遠慮せずに「手助けしてほしい」と電話やメール、手紙等でもよいので声をあげてほしいと思うのです。
(善)
社協だより「人として」5月号を発行しました。
「祖母とコンビニに行ったら、知らないおじさんに『なんでマスクをしないんだ!』と怒鳴られ、祖母も『なぜマスクをさせないんだ!』と怒られた。家に帰って母親に話したら『そのおじさんは、心配してくれたのかもね』と。でも、そのおじさんもマスクをしていなかった。おとなってかってだね」
ある日の朝刊に7歳の女の子のこんな内容の投書が掲載されており、ドキッとしてしまいました。
仮に子どものための言葉だとしても、行動が伴っていないと、子どもは「勝手だな」と受け取ってしまうわけで…。
多くの人が「他人を思いやる優しい子に育ってほしい」と願っていると思うのですが、我先にマスクや紙類を買い占める大人の姿を、その場に居合わせた子どもたちはどのようなまなざしで見ていただろう。
「困っている人には声をかけよう」「差別をしてはいけない」「相手を気遣おう」。そういう言葉を我が子に言う私自身の日頃の行動が、何よりも問われているのだろうと思います。
今更ながら、「子どもは言ったようにはならない、身近にいる大人がしているようになる」という言葉を思い出しています。
(善)
社協だより「人として」4月号を発行しました。