不登校・引きこもり家族の会【サルビアの会】を更新いたしました。
不登校・引きこもり家族の会【サルビアの会】を更新いたしました。
久しぶりに再会したきょうだい会の会員が、結婚し、もうすぐ出産を控えていると報告してくれました。
弟に知的障害があり、「私だけ幸せになって良いのだろうか」という葛藤を抱えていた時期もある彼女の報告に、嬉しさを感じました。
ところが、彼女の出産・育児を、両親がサポートするために、弟を施設入所させるという話が出ている、とのこと。
「私の結婚・出産のせいで弟が入所してしまうの?」「将来は施設入所を考えていたものの、私がきっかけになってしまった?」と、自分を責めてしまい悩んだ、と話してくれました。
そんな彼女は、「悩みを話せたことが大きかった」とも話しました。
「きょうだい会で知り合った人に連絡し、相談に乗ってもらえた。すぐに理解してもらえ、前向きになれた」と。
悩みを打ち明けると状況が好転する――。これは、きょうだい会に限らず、ひきこもり家族会や介護家族の会など、様々な場面で感じることです。
助けてと言えた時が助かった時。大事なのは、「助けて」と言える環境に身を置くことと、悩みを打ち明ける少しの勇気なのかもしれません。 (善)
社協だより「人として」3月号を発行しました。
社協だより「人として」2月号を発行しました。
障害当事者のAさんは、初対面の私にも、楽しそうに交際中の彼との話を聞かせてくれました。Aさんの彼も同じく障害当事者です。
障害のある人の恋愛や結婚には、望まない妊娠のリスクや、金銭管理や家事など、生活を維持することの困難さがあることも確かです。
しかし、Aさんは周囲の支援を受けながら、順調に交際を続けています。そして、彼の存在が生活や仕事のモチベーションにつながっているようでした。
障害があるから・・・。リスクが高いから・・・。そんな風に、先回りして予防しようとしたり、遠ざけようとしたり、そう考えてしまってないだろうかと、自分自身を振り返りました。
それは、可能性や生きがいを奪ってしまっているのかもしれない。周りの支援や理解があれば実現できることはたくさんあるのでは、と気づかされました。
「今は離れて暮らしているから寂しいときもある。結婚して一緒に暮らしたいです」と目標を語るAさん。やはり「恋の力」は大きいようです。 (拓)
第35回障害者問題セミナー
「みんな恋がしたい!!~障害がある人の恋愛や結婚を考える」
第34回ふれあいひろば
1月24日(水)~3月30日(金)の間、開所時間を13:00~15:00に変更いたします。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
該当日:1/24(水)、1/26(金)、1/31(水)、2/2(金)、2/7(水)、2/9(金)、2/14(水)、2/16(金)、2/21(水)、2/23(金)、2/28(水)、3/2(金)、3/7(水)、3/9(金)、3/14(水)、3/16(金)、3/23(金)、3/28(水)、3/30(金)
社協だより「人として」1月号を発行しました。
前号でも紹介した、不登校・ひきこもり家族会サルビアの会の視察研修(NPO法人スチューデントサポートフェイス/佐賀市)。私も研修に同行しました。研修後、冒頭の言葉を会員が口々に話していました。
そのことを私たち社協職員はどう受け止めればいいのか・・。
例えば、家族会の会員が、佐賀市に住んでいたとしたら――。
きめ細やかで多岐にわたる支援を受けることができる。ひきこもり本人に寄り添い、本人の願いに耳を傾ける人がいる。家族も安心して未来を考えることができる。
しかし、たまたま筑後市に住んでいるから、問題は解決できていない。
家族会や本人のためのフリースペースの運営などのわずかな支援では、全てを支え切れてはいないのが現実です。
だとすれば、それは紛れもなく、本人や家族の問題ではなく、支える側の問題ではないだろうか・・。
若者を支える仕組みがもっともっと必要。そんなことを感じています。(善)