社協だより「人として」11月号を発行しました。
2211_compressed社協だより「人として」11月号を発行しました。
2211_compressed就職で他県に住んでいた時、大雨で、浸水や土砂崩れが起こり、数日間、市が孤立する水害に見舞われたことがありました。
たまたま上の階に会社の同期が住んでいたので避難させてもらいました。しかし、同期がいなければ、知っている人もいない避難所に一人で行く勇気もなく不安で怯えながら過ごしていたと思います。また、そのような気持ちで過ごしていた方が近くにいたかもしれません。
体調の変化や、自然災害など暮らしていて不安に感じることがあります。身近に住む地域の人と日頃から顔を合わせておくことはとても大切なことだとその時に実感しました。
10月1日より、赤い羽根共同募金がスタートしました。集まった募金は様々な地域福祉活動や災害時の支援などに使われています。
地域には、色んな方が暮らしています。誰しも不安や困ったことが起こることがあります。「困ったときはおたがいさま」「じぶんのまちを良くするしくみ」として運動している共同募金。地域の誰かとあなた自身の安心に繋がっています。(実)
筑後市キャラクターはねまるとコラボしたオリジナル
資材が完成しました!クリアファイルとマスキングテープ、
窓口で販売しておりますので、ご協力よろしくお願い致します。
今年度も赤い羽根共同募金がスタートしました!
市内スーパー2か所にて街頭募金を行います。
戸別募金、法人募金、個人募金などさまざまな募金活動を
行っております。今年度もご協力よろしくお願い致します。
知的障害のある高校生に起きた出来事です。
定期的なバス移動が必要になったため、親子で何度も練習。いざ一人でバスに乗る日、お母さんも本人も不安でいっぱいでした。
不安な気持ちで乗車すると、「どこのバス停で降りるの?」と運転手さんが声をかけてくれました。「『○○です』と言えたから安心できた」と本人。
「本人の様子を見て、想像力を働かせてくれたのでしょう」とはお母さん。
以降、安心してバスに乗れるようになりました。少しの理解と、さりげない声掛けで、本人の可能性が大きく広がりました。
見た目では分かりにくい障害――。実は不安感や困り感、孤立感を感じている方も少なくありません。この子もそんな一人でした。
そこに登場したこの運転手さんは、まさにヒーローのようでした。
想像力を働かせ、さりげなく声掛け、見守る…。次にそんなヒーローになるのは、この記事を読んでいる貴方かもしれませんね。 (善)
社協だより「人として」10月号を発行しました。
社協だより「人として」9月号を発行しました。
記事にも紹介した地域の方の言葉で、私もそう感じています。学校でも地域活動でも様々な制限が求められ、子どもから高齢者まで交流の機会が減り、つながりの形は変容しました。
しかし、今まで見えていなかったことに気付かされたこともありました。
私自身が感染し自宅療養中。近所の方たちや友人が心配し、買い物や食事に困っていないかと、次々に差し入れを玄関先に届けてくださいました。こんなにも気に掛けてくれる人が身近にいたのだ、とつながりの有難さ、心強さを感じました。
一方、近所の方が「必要な物があったら買い物してきましょうか」と声をかけてくれたものの、そんなに頼って良いものか…とためらい、結局市外の身内にお願いしたこともありました。
誰にでも非常時は突然やってくること、自分も周りに助けてもらわないと生活できないことを改めて自覚しました。それを普段から意識し、いざという時に助けてもらえる心構え【受援力】を身に着けておくことが大切かもしれない、と学ばされました。(喜)