息子が不登校・ひきこもりを経験した方の話を聞きました。
「同僚の『息子の成績が悪い』という愚痴に、『学校に行っているんだからいいじゃない』と思ってしまう…。自己嫌悪もあり、周りの保護者とも話が合わなくなっていった」
「口では『元気でいてくれれば、学校に行かなくてもいい』と言っても、心では『行って欲しい』と思ってしまう」さまざまな悩みや葛藤があったと話されました。
しかし、「親の会で話すことで『悩んでいるのは自分だけじゃない』と元気になれた」「安心できる場で自分の想いを話すことで、子どものありのままの姿を認められるようになった」とも言われました。
同じように、本人も安心して悩める環境に身を置くことが大切かもしれないと感じました。
人生には、いろいろな選択肢があります。本人の「やりたいこと」を尊重しつつ、色んな人や安心して過ごせる居場所とつながっておくことが、みんなの笑顔につながっていくのかもしれません。 (実)