人間関係が豊かな人は幸福度が高い。一方、人の悩みの多くを占めるのも人間関係である」ある講演で話された言葉です。
一昨年、子ども会の役員をしてほしいと声を掛けていただきました。当時の私は引っ越したばかりで地域のことも分からない、知り合いもいない状況で、地域の人とつながりたい、という思いで引き受けました。
各地では会員が減り解散する子ども会も増えているそうです。高学年になったら役員をしないといけない、みんなで計画したり準備したり大変そう…など、わずらわしさから敬遠する人も多いのだとか。
初めて地域の役を経験し、他の役員と連絡を取り合ったり、話し合いや準備に参加したり、大変だと感じることもありました。しかし知らなかった地域のことが分かり、知り合いも増え、充実感もあります。
人と関わり合うことは、幸福感と辛さ、相反するものをもたらす…冒頭の言葉を体験をもって感じました。人間関係で生まれる負の面もお互いカバーし合って、つながり合えた幸せをみんなが実感できるようなまちになったらいいな、と感じています。 (喜)