福祉活動に永らく関わってこられたボランティア連絡協議会(以下ボラ連)の会員さんの突然の訃報が届きました。
この方、点訳グループむつみ会の開設当初から会に携わっていただき、点訳ボランティアの推進やボラ連の活動にも大いに貢献された方でした。
点訳ボランティアでは視覚障害者と共に歩んで来られ、ボランティアする側・される側の隔たり無く自然体で接する姿は、これからのボランティア活動に活かし続けなければならない在り方と感じています。
優しいお人柄と、物腰の柔らかい語り口は優しさであふれており、相手の気持ちに寄り添う謙虚な姿勢や、自分らしく真摯に歩まれた形跡は、亡くなられた後も大切に引き継いでいきたいと思っています。
ボランティアとは決して強制的なものではなく、相手に寄り添う形で自然に生き続けていくものと教えてくれた方でした。無理のないボランティアの「カタチ」を私も見出して行ければと思っています。
心よりご冥福を申し上げます(宏)