福岡県筑後市の社会福祉法人 筑後市社会福祉協議会

「手洗い」「手紙」「手助け」の「三手」

「3密」(密接・密集・密閉)を防ぐことで、コロナウイルスの感染者は減少に転じました。

 一方で、高齢者にとっては、外出する機会が減り、筋力低下や認知機能の低下のリスクが高まっています。また、子育て世帯にとっては、子育てサロンの中止、学校の休業等による育児ストレスや、それに伴う虐待等のリスクが高まっています。

 さらに、コロナウイルスの影響で、収入が激減し、日々の生活に困っている方も多くおられます。

 そこで、「3密」を防ぎながらでも、できることとして、「3手」というものを考えてみました。

 「手洗い」。今後も継続しましょう。

 「手紙」。メールやSNS等での交流も良いですが、高齢で携帯電話が苦手という方もおられますし、何より手書きの文字に人のぬくもりがある。友人や知人と、つながり続けましょう。

 「手助け」。感染しない・感染させない、ということに留意しつつも、困っている人がおられないか、アンテナだけは張っておきたい。そして、自身が苦しい状況に直面したら、遠慮せずに「手助けしてほしい」と電話やメール、手紙等でもよいので声をあげてほしいと思うのです。

(善)