九州北部豪雨の発生後、2カ月以上が経ちました。社協にも連日、「被災地支援をしたい」「ボランティア保険に加入したい」と多くの方が来られます。
私も数日ではありますが、職員有志や民生委員さん方と災害ボランティア活動に参加しました。
とある家庭では、納屋の片づけ。納屋自体も被災していますが、自宅を片づけるために、まず納屋を整理するという状況でした。
また別の家庭では、自宅周辺に流れ込んだ土砂の撤去作業等。家も住めるような状況ではありませんでした。
いずれの活動も、その地域の方や被災者と会話しながらの作業。休憩時間には、今の生活のこと、発災時のこと等を聞かせていただきました。
今回の主な活動は、「泥だし」「被災家具の撤去」等でした。しかし泥や被災家具が片付くことと、元通りの生活になることは、イコールではない。そんなことを知らされました。
あくまでも、生活再建のスタートラインに立つための活動であり、被災者支援のほんの一部分です。
「泥を見ないで、人を見る」。これが大事だと実感した活動でしたし、息の長い支援が必要だと感じました。
(善)