「僕にもできるか心配だった。勇気を出して電話で相談してみた」
先日、とあるセミナーで知的障害のある男性が、自身のボランティア活動について話しました。
この方は、長年ボランティアグループに所属しています。活動の第一歩は、冒頭のような気持ちだったと言います。
しかし「行ってみると、みんなやさしく受け入れられた気持ちだった。ボランティアで人の役に立ててると感じると嬉しい」とのこと。
自分のペースで続ける中で、多くの出会いや、やりがいを得ることができたのだそうです。そして、いつしかボランティアグループが居場所の一つになっていたそうです。
一歩踏み出そうとする勇気。そして受け入れられ、必要とされていると実感できること。そんな大切なエッセンスのたくさん入ったお話だと感じました。
新たな活動の一歩は不安なもの。しかし、この男性のように、勇気を出して相談してみると、案外と良い方向に進むのかもしれません。(拓)