「『おおお…おはよう』『えっと、えっと』等、最初の一語が出てこなかったり、同じ語を繰り返したり、意図と違う声が出る。気持ちが焦りしんどい」
「分かっているのに、言葉が出ないので『分からない』と言ったことも。自分が嫌になる」
「『もう1回言ってください』がきつい。特に電話ではしんどい」
これらは吃音のある男性の話です。
そういうことが積み重なり、人間関係等の問題に発展することも。また学校や仕事、就職活動等でも苦しい思いをしている吃音者も多いようです。
人口の約1%の人に吃音があるとも言われています。そんな吃音者自身による自助団体が「言友会」です。
冒頭の男性は、初めて言友会に参加した時のことを「苦しいのは自分だけじゃないと感じ、楽になった。また、色々な人の考えや情報を得ることができた。自分の話を聴いてもらえ、良い経験になった」と話されました。
県内には福岡市と北九州市に言友会がありますが、そんな話を聞きながら、筑後市にも言友会があるといいなと思いました。
吃音の人たち同士で話したい。そんな方、おられませんか?ご連絡をお待ちしています。 (善)