先日、歌番組に好きなアーティストが出演。披露されたのは、自身のうつ病による活動休止期間を経て、病と向き合い制作された楽曲でした。
彼は「圧倒的な孤独と不安の中にいた。病の前には戻れない。新たな自分を理解し向き合っていく」と語りました。
約15人に1人が生涯のうちに経験するといわれるうつ病。私も精神的な不調で仕事を休んだ経験があります。
本当は頑張りたいのに気力が湧かない。涙が勝手に出て止まらない。
あの日々はとても苦しいものでした。
家族や職場の支えで回復した今も再発の恐怖を抱え生活する私にとって、彼の言葉は人ごととは思えません。
でも、そのつらさを知ったからこそ、同じ境遇の人に寄り添えると感じています。病から得られた、私にとって大切な視点です。
筑後市社協では、精神疾患や介護、ひきこもり、ひとり親家庭など、当事者や家族が安心して集える居場所づくりをしています。悩んでいる方がいればぜひ参加してみてほしい。
経験者、当事者同士だからこそ分かり合えることがあると思うのです。(明)