8月はお盆や夏休みで先祖のお墓参りや里帰りで、親戚や家族が集まる時期ですが、今年の夏は、新型コロナウイルスにより、夏休みも短縮、県をまたぐ里帰りも自粛するように世間で言われていました。小学校の夏休みも思い出をつくる間もなくアッという間に過ぎていきました。
先日、東京でのPCR検査で陰性だった方が、墓参りのために県外へ帰郷した際、近所の方から「帰ってください」と記された手紙が自宅に貼られてあった件が報道されていました。先祖に手を合わせることすら許されない現状…コロナによって人の心も嫌な感染症に汚染されているように感じています。
県外の車を傷つけたりする事件やコロナ感染者へ向けてのコロナ差別なども耳にするようになりました。
自分が感染してしまったら…周りの人達にどうみられてしまうのか?感染予防や人との距離も大切ですが、コロナウイルスによって今まで繋がっていた人との繋がりが薄れているような気がします。感染症によって、心まで嫌なウイルスに汚染されないよう心掛けたいものです。 (宏)