「性や恋愛について『こうあるべき』『こうしなければならない』という規範にとらわれすぎると、そこから外れた人は満たされない気持ちになる」今回の障害者問題セミナーの講師の一言です。
「(子どもなら)学校に行くべき」
「(大人なら)仕事に就くべき」
「(家族なら)介護するべき」
性や恋の話題以外にも、私たちの周りには様々な「こうするべき」「こうしなければならない」が存在しています。当たり前のことだと見逃していることも多いのかもしれません。
しかし、冒頭の言葉のように、それが出来ないとき。周囲の「こうするべき」という認識は、とても苦しいものになってしまうのかもしれません。
「こんな方法もあっていい」「しなくてもいい」そんな風に、選択肢がたくさんあったり、様々な考え方が選べる環境があることで、苦しい気持ちが少し軽くなるのではないかと思います。
「こうあるべき」を「こんな風でも良い」に。少し視点を変えてみませんか? (拓)