福岡県筑後市の社会福祉法人 筑後市社会福祉協議会

価値のある命

2016年12月15日

相模原の障害者施設で 名の命が理不尽に奪われた事件から5ヶ月が経過しようとしています。遺族は「この国では、全ての命が存在するだけで価値があるということが当たり前ではない」と語られています。

「存在するだけで価値がある」とはどういうことでしょうか。今回の事件の犠牲者の多くは重複障害があったといいます。自力では動くことも、中には喋ることもできない方もおられたのかもしれません。

「この方と出会えたからたくさんのことを学べたし、多くの人と出会うことができるんです」

重度障害のある方を長年ヘルパーとして支えられてきた方の言葉です。このように、関わり、ともに生きることで喜びを感じたり、勇気づけられた人がいる。それこそが「存在するだけで価値がある」ということだったのではないかと私は思います。

命の価値があまりにも軽視された今回の事件。私たちは誰しも存在するだけで価値のある命を持っている。基本的なことですが、それを再確認することの重要性を感じます。(拓)