福岡県筑後市の社会福祉法人 筑後市社会福祉協議会

理解と居場所

「障害を打ち明けたら友達が離れていってしまって…」
精神障害の当事者同士の交流スペースとして、第2・4金曜日に「かたる~む」を開設しています。
集まったメンバーで話が盛り上がり、あっという間に時間が過ぎます。

気軽な世間話が中心ですが、時には当事者同士、共感できる話を語り合うこともあります。

 

冒頭の言葉は、メンバーのAさんがつぶやいた一言。
それに対し周囲の人が「私も似たような経験があるよ」と自身の経験を語りました。
それからしばらく、病院の話や薬の話など、当事者だからこそ分かり合える話が続きました。

「今はここの仲間がいるから楽しいですね」。

会話の最後にAさんがまた一言つぶやきました。
精神障害に対する誤解や無理解に悩む方は、依然として少なくありません。
もちろん、そのような状況に対し、正しい理解を促す取り組みは必要です。
それと同時に、このように肩肘張らず、同じ立場でフランクに悩みを共有できる場所もやはり必要なのだと感じます。

(拓)

★筑後市災害ボランティアセンターの活動についてのお知らせ

9月2日(月)以降のボランティア受付は行いません。
ただし、被災者からの相談対応、ニーズ調査は行います。お困りな方がおられましたら、ご遠慮なくご相談ください。

支援が必要な場合は、通常のボランティアセンター活動の中で対応させていただきます。
8月31日(土)、9月1日(日)の2日間、たくさんのボランティアの方にご支援いただき、延36件のニーズに対応していただきました。
皆様のご協力とご支援、そしてご理解ありがとうございます。